オフィスのトイレ掃除
前回不動産屋さんのお話をしましたが、SOHOオフィスの場合、自宅の一部スペースを仕事場にする分には問題はありませんが、どこか別に借りる場合は、いわゆる事務所タイプ(事業用)の物件にするか、住居用マンションの一室をオフィスとするか、悩むところです。
事務所タイプの場合は保証金がけっこうかかるケースが多いので、スモールオフィス(零細事業者)だと住居用マンションを利用することになりがちですね。
この場合、アンペア(電気容量)や人の出入り、騒音など気にすべきことは色々ありますが、案外忘れがちなのは"そうじ"の問題。
とくにトイレ掃除。事務所タイプの場合は、ビルの共同トイレでしょうから掃除の問題は発生しませんが、マンションタイプの場合は誰かが掃除しなくてはいけませんよね?
そういう煩わしさを考えると、ちょっと無理をしてでも事務所タイプを借りたくなりますが、それを前向きに捕らえる方法もあります♪
それがこちら↓の本、"開運トイレ掃除"のすすめです(笑)
この本には、何人もの有名企業の社長さんが登場しています。
イエローハットの元社長・鍵山秀三郎氏や、CMでおなじみリーブ21社長・岡村勝正氏など。
みなさん、"トイレ掃除"で自分が変わり社風が変わり、会社が急成長したことを話されています。
しかも、みなさんコレを自ら率先してやっていて、社員には強制していないんですよねー。
先ほどの鍵山氏は、10年間ほとんど一人で掃除をしていたそう。それぐらいから手伝ってくれる社員がぽつぽつ現れて、20年経ったころにようやく社風として定着したそうです。
もっともマーケティングの世界では「社員に掃除をさせない方がよい」という話もあります。
なぜなら、ただでさえ中小企業では優秀な人材を採用しづらいのに、"掃除をさせられる会社"と"そうでない会社"、どちらに人気が出るでしょう?
火を見るより明らかですね。
つまり、事務所選び、オフィスづくりというのは軽く考えがちですが、じつは経営戦略に深く関わってくるんですよねー。