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IKEA(イケヤ)のライティングデスク

アンティークものにありそうな、ライティングデスクです。

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GUSTAV


女性うけしそうですよね。

オフィス用デスクって、基本機能性重視で素っ気ないものが多いので、ホームオフィス用としてはこの手のものももっと増えてよい気がしますねー。
少なくとも、選択肢が増えるのはよいことですし。

素材はバーチの突き板です。
パインだったら、カントリー系のインテリアに最適なんですけどね(笑)

イケヤのオンラインカタログはこちら。

Giroflex33(ジロフレックス)

スイスに本拠を置き、創業130年の歴史を持つオフィスチェアの専門メーカー『Giroflex(ジロフレックス)』。
1926年に世界初のスプリング付回転椅子を、1930年には同じく世界初のキャスター付回転椅子を開発。今日の事務用回転椅子の基礎を築いた会社としてヨーロッパでは特に有名だそうです。

このGiroflex33は、"中級機種の価格でありながら、高級機種の機能を備えた名作"との評判も高いイスのようです。

実は、私はこのイスに座ったことがないので評価が正しいかどうかはわからないんです。
確かにこの値段で、背もたれの高さ調節や、シンクロロッキング機能(背もたれのリクライニングとシンクロして座面も作動する)があるのは、高機能だとは言えると思います。

デザインは、好き嫌いが分かれそうですねー!?
ただ、サイズがコンパクトなのと、座面高さ設定が380mm~というのは(とくに小柄の女性にとって)高く評価すべき点でしょうねー。

バーテブラチェア

イトーキといえば、バーテブラチェア!?

バーテブラチェアは、1981年に販売され、1982年にグッドデザイン賞、1996年に累計150万脚でロングライフデザイン賞を受賞、世界的なベストセラー・オフィスチェアです。

vertebra(脊椎)という名前の通り、背もたれに寄りかかると座面が前方スライドするシンクロロッキング機構が特徴的。(←個人的にはそんなに好きなうごきじゃないんですが・笑)
エルゴノミクス(人間工学)デザインのイスとしては、最高級のアーロンチェアなどと比べると安価で、庶民にも手の届く中級ランクといえるでしょう。

現在は、改良が加えられたバーテブラ2となっています。

バーテブラの大きなメリットのひとつとして、最低座面が400mm以下に設定できる(あとはGiroflex33ぐらいしかない)ことを聞くのですが、バーテブラ2では400mm以上になっちゃった?

バーテブラ2、実際に座ったことないので、ちょっと試したいんですよねー。

オフィスのトイレ掃除

前回不動産屋さんのお話をしましたが、SOHOオフィスの場合、自宅の一部スペースを仕事場にする分には問題はありませんが、どこか別に借りる場合は、いわゆる事務所タイプ(事業用)の物件にするか、住居用マンションの一室をオフィスとするか、悩むところです。

事務所タイプの場合は保証金がけっこうかかるケースが多いので、スモールオフィス(零細事業者)だと住居用マンションを利用することになりがちですね。

この場合、アンペア(電気容量)や人の出入り、騒音など気にすべきことは色々ありますが、案外忘れがちなのは"そうじ"の問題。

とくにトイレ掃除。事務所タイプの場合は、ビルの共同トイレでしょうから掃除の問題は発生しませんが、マンションタイプの場合は誰かが掃除しなくてはいけませんよね?

そういう煩わしさを考えると、ちょっと無理をしてでも事務所タイプを借りたくなりますが、それを前向きに捕らえる方法もあります♪

それがこちら↓の本、"開運トイレ掃除"のすすめです(笑)

本表紙
ツキを呼ぶ「トイレ掃除」―宝くじ当選!理想の人と結婚!赤ちゃんができた!

この本には、何人もの有名企業の社長さんが登場しています。
イエローハットの元社長・鍵山秀三郎氏や、CMでおなじみリーブ21社長・岡村勝正氏など。
みなさん、"トイレ掃除"で自分が変わり社風が変わり、会社が急成長したことを話されています。

しかも、みなさんコレを自ら率先してやっていて、社員には強制していないんですよねー。
先ほどの鍵山氏は、10年間ほとんど一人で掃除をしていたそう。それぐらいから手伝ってくれる社員がぽつぽつ現れて、20年経ったころにようやく社風として定着したそうです。

もっともマーケティングの世界では「社員に掃除をさせない方がよい」という話もあります。
なぜなら、ただでさえ中小企業では優秀な人材を採用しづらいのに、"掃除をさせられる会社"と"そうでない会社"、どちらに人気が出るでしょう?
火を見るより明らかですね。

つまり、事務所選び、オフィスづくりというのは軽く考えがちですが、じつは経営戦略に深く関わってくるんですよねー。

物件探しは『東京R不動産』

オフィスをつくるには、そもそも家具云々という前に、スペースを借りなくてはいけませんよね?

その際「普通の賃貸じゃつまらないなー」というあなたにお勧めなのが、『東京R不動産』です。

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東京R不動産

最近は、知名度もかなり上がったので、知っている方も多いかと思いますが、個性的な物件ばかりを取り扱っている、一風変わったネット不動産屋さんなんですよねー。

いま流行りのリノベーション物件(オフィス用など)や倉庫、古いけど味のある賃貸など、「デザイナーズマンションもなぁ。。。」とお仕着せのカッコよさに飽き足らない人に支持されているサイトです。

「倉庫のようなカッコいい物件を事務所にしたいと思って、ずっと探しているのですが…」
「多少古くても良いので、雰囲気のある家はありませんか…」
「どんなにキレイでも、全く味気ないものばかり紹介されても…」
「一戸建てを改装して住みたいと思っているのですが…」

こんな要望に答える、"不動産のセレクトショップであり、同時にまったく新しいタイプの不動産メディア"を目指しているそうです。

また、人気に火がつき、本まで出しちゃっていますw

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東京R不動産

この本は東京R不動産で仲介した物件と、契約された住人の方のライフスタイルを紹介しているのですが、昨年('06年)4月に発売以来、すごい勢いで重版されているそうですよー。

内容的には、ネット上のコラムで紹介している物件も多いのですが、読んでるとワクワクと楽しくなってくるんですよねー。

リノベ、レトロ、眺望&オマケ付、シェアオフィス、米軍ハウス、カフェ

など、個性的な物件が25件以上紹介されています。
オフィス&スタジオの事例は8件ほど。

ちなみに表紙の写真は、入間の米軍ハウスを写真スタジオに改造した物件。
青い車は50'sオールドアメリカンスタイルの車で、わざわざアメリカから持ってきたそう。

個性的なオフィスをつくりたい方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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Profile

市朗。横浜在住。建築学科卒。
オフィス家具メーカーの設計部に4年ほど勤務。
また、ベンチャー企業(スモールオフィス)勤務およびフリー(ホームオフィス)の経験もあり。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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