[レイアウト]"モノクラス"という考え方
単純に島型レイアウトを採用した場合、案外知られていない欠点があります。
それは、机のサイズが2種類必要になるということです。
スタッフのデスクのサイズは、W1,200×D700が一般的だと思います。
その頭に、上司のデスクがくるわけですから、サイズはW1,400になりますね。
つまり、W1,200とW1,400のデスクが必要になるわけです。
(もちろん、スタッフもW1,400のデスクを使用すれば一種類ですみますが・笑)
複数のデスクサイズの管理というのは、小さな事務所ではどうってことないですが、大人数の事務所の場合けっこう面倒だったりします。
そこで、採用されるのが"モノクラス(単一階級)"という考え方。
そもそも島型レイアウトの頭に机をつけるからW1,400のサイズが必要になるのですよね?
ならば、上司のスペースを切り離してしまえば、W1,200でも問題ないわけです。
もし、単純にスタッフと同じ大きさの机では面子がたたないと言うのであれば、椅子のグレードを上げるとか、サイドテーブルを足してあげるなど、デスクそのもの大きさとは別のところで工夫することはいくらでもできるでしょう。
さらに、この"モノクラス"という考え方を進めていくと。。。
たとえば、机を↓のようなワーキングテーブル+ワゴンというスタイルを選んだとします。
そこで、机だけでなくオフィス内のミーティングテーブルも同じワーキングテーブルを採用するのです。
"モノクラス"という意味で管理がしやすくなりますし、もし急にスタッフの増員が決まっても、とりあえずミーティングテーブルを机に流用することで急場をしのげます。
また、この手のワーキングテーブルは安いもので1万円ぐらいから手に入りますしねー。
小さな事務所にとっては上司の机の件より、こちらの方がメリットあるかもしれませんね(笑)